ハロウィンって何ですか?ハリウッドの俳優さんか何かですか? 今回は短編小説に乗せてぼやいてみました。
~プロローグ~
ガヤガヤ……!///ワイワイ…!/////
「何やら町の様子が騒がしいですね。何かあったんでしょうか?」
確かにその時、いつもの風景とどこか違って見えたのだ。
買い物に行けば、何かと限定商品が陳列しており、
そのうえカボチャが安くなっているのだという。
季節の変わり目だからであろうか。
そう思った。
私の住んでいる地域は、毎年気温が高い。
どうやら、隣の町では最高気温を更新したらしい。
私は、暑がりなので、夜は暑くてぐっすりと眠れなかったものだ。
そんな暑く、厳しい夏の時期が終わり、今まさに秋を迎えようとしている。
森の木々は少しづつ様相を変え、少しづつ、少しづつと町を紅く染めていくのだ。
美しい。
遠目に見えた山を見ながら、思わずそう呟いていた。
きっと、そうに違いない。そう思っていた。
すると、突然背後から声をかけられた。
「トリックオアトリート!」
「!?」
思わず身を引いてしまった。
その人は明らかにおかしな恰好をしていた。
頭にカボチャを被っているのだ。
そう、帽子ではない。そのままのかぼちゃを被っているのだ。
目元と口元のみをくりぬいただけのカボチャを被っている。
無論、理解できない。
しかし私は、落ち着いて状況を整理してみることにした。
おそらく、中の人は男性だろう。
体つきから見て女性ではない。
では、いくら寒くなってきたからとはいえ、ニット帽の代わりにカボチャを被るだろうか。
いや、被らない。少なくとも私は。
だとすれば、これは私の知らない現象が起こっているだけなのだ。
そうなれば、答えは簡単だ、訳を問うてみればいい。
なぜそのような恰好をしているのか?
そして…何が楽しいのか?…。と。
「その恰好は何なんですか?」
よし、順調だ。これならあくまで平静を保ったまま話しかけることができた。
「え?知らないんですか?もうすぐハロウィンが来るんですよ‼」
やけに浮かれている。
ハロウィン?人の名前だろうか。聞いたことがない。
「ハロウィーン?それはどこからやってくるんですか?」
そう答えると、そのカボチャの男は凍ったように動かなくなった。
ん?なんだ、なにかおかしなことでも言っただろうか?
その人は絶句しているようだった。顔は見えないが。
「ハロウィンを知らないんですか!?」
おそらく、そうとうに驚いたであろう反応だった。
開いた口が塞がらなかっただろう。
顔は見えないが。
そしてしばらくカボチャの男の話を聞くことにした。
カボチャの男によれば、
ハロウィンというのは、秋のイベントの一つなのだという。
オオカミや吸血鬼など、様々な仮装をしてお菓子を貰って回るのだとか。
そして”トリックオアトリート”というのは”お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ”
という意味なのだそう。
ここは、日本だぞ、日本語で言えばいいのに、
なんて言うのは無粋だな、とそっと胸の奥にしまった。
「そうだ、せっかくなのでもう一つ聞いてもいいですか?」
「もちろんいいですよ~^^」
「ハロウィンというイベントが流行っていることはわかりました。
じゃあ、そのハロウィンというのは、
独り身のところにもやってくるんですか?」
完。
どうも、あるまたんです。
今回のボヤキは小説に乗せてぼやいてみました。
だって思いませんか?
ハロウィンだね~、とかっていうけど、
結局は友達が多い人が楽しむイベントですよね?
なので、僕には全く関係のないイベントなんです。
全然かんけーないです。ィヂィヂ(o´・ェ・`)σ|
一人でケーキでも作ろっかな。ィヂィヂ(o´・ェ・`)σ|
いや、寂しいとかじゃないし。ィヂィヂ(o´・ェ・`)σ|
ハロウィンなのに何も予定がないよ~、っていう方。
安心してください。
僕が、ついてますよ!!
寂しくなったらいつでもどうぞ!
ブログを閲覧していただき誠にありがとうございます。
それでは