あるまたんのとある一日

気分は移り変わる。四季と共に。

【お題】 高校最後の硬式テニスの団体戦、あと少しで全国大会出場だったのに…

 

 

 

 

 

 

 

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高校の時の思い出なんてものを語りだしたら、キリがないかもしれません。

 

高校に入る前、よく両親が

 

「今でも覚えてる」

 

なんてフレーズをよく言っていましたが、

 

今となってみればよくわかりますね。

 

なんだか悔しいものです(笑)。

 

どうも、あるまたんといいます。

 

 

 

 

 

正直ブログを書いている余裕があるわけではないのですが、

 

そうゆうときに限って書きたいことが沢山あったり、

 

なんか新しいことが始まったりするんですよね。

 

 

 

新手の嫌がらせかよ。

 

 

 

本日、30日はダイエット初めてちょうど2か月目なのでその記事も書きたいし…

 

とあることを始めたのでそのことも書きたいし…

 

 

 

思いつくことは意外とたくさんあって忙しいのかもしれません。

 

 

確かに誰かに知って欲しい、っていう気持ちがそんなに強いわけではないのですが、

 

でもやっぱし、それでもブログを書くことは気分転換に最高なんですね~。

 

ついつい書いちゃう!///

 

 

 

 

 

あ、すみません。

 

チームワークの話をします。

 

 

 

 

かなり長くなります。ご了承ください。

 

 

 

高校の時のお話し

 

 

 

僕が高校生の時、硬式テニス部に入っていました。

 

 

僕が入部したのは1年の夏からです。

 

高校に入学した当初は無所属のまま、な~んの目的もなく毎日を過ごしていました。

 

しばらくすると、親からチマチマ言われてしまうようになり、流石に何か始めようと決心しました。

 

 

 

そんなとき、たまたま友人が誘ってくれたのがテニスでした。

 

 

 

特にテニスが好きで入ったわけではなく(テニスの王子様っていう漫画は好きでしたが)、

 

とりあえず始めました。

 

元々そんなに好きではないので初めの頃は、夏休みの練習もサボってばかりでろくに練習していませんでした。

 

しかし、流石に先生に釘を刺されたので真面目に参加し始めることにしました。

 

 

 

そんなこんなで一年なんてすぐに終わり、

 

2年生になりました。

 

 

うちの学校では、3年生は早ければ5月に終わってしまうので、2年生が主体となって練習することになっていました。

 

 

ですがそのころの僕は、入学当初とは別人のようになっており、やることで一杯一杯でした。

 

 

生徒会長を務めていたので、意外と多い業務に追われながらも、

 

本気で東京の大学に行くために勉強を始めていました。

 

 

 

別に自慢するほどでもないですが、

 

僕のいた学校はそこそこの進学校で、2年に一人二人は東大に行くくらいの所でしたが、

 

 

入学当初の模試では、学年159人中123位、苦手だった国語ではまさかの153位。

 

 

そして一機一念、

 

一年の夏に勉強を始めてから一年で、

 

 

全体30位台まで上がりました。

 

 

国語に関しては得意科目になっていました。

 

最終的には20位台にもなったことがありますが、3年の秋に鬱になってしまい結局大して伸びませんでしたが…

 

 

余談でした。

 

 

 

そして話を戻すと、テニスでは秋の大会で団体戦があり、そのメンバーに入るために自主練をしていたり、一番に練習に向かっていたりなどなど…

 

 

もう無我夢中でした。

 

 

 

毎日がとても楽しく、充実していた気がします。

 

全てに目標があり、それに時間をかけるだけの元気がありました。

 

たぶん目もギラギラしてたでしょうね(笑)。

 

間違いなく僕の全盛期でした。

 

 

 

晴れてその努力が認められ、団体戦のメンバーに選ばれることになり試合に出させて頂きました。

 

でも結果負けてしまってとても悔しい思いをしたのは内緒です。

 

やっぱり本番に弱いんだろうな~。

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~間奏~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからでした。

 

努力が認められた、という成功の余韻に浸っている時間もありませんでした。

 

 

 

 

僕の代の同級生は11人いました。

 

何気に運動部の中で一番多いのですが、僕よりも後に入ったメンバーだけでも4人もいます。

 

 

 

冬になると生徒会がさらに忙しくなり、毎日活動しているような状態でしたので、

 

練習に出られない日もありました。

 

 

 

 

 

そんな頃、僕よりも後に入った4人が自分よりも強くなっていました。

 

 

 

 

 

 

焦りました。

 

やばいやばい。

 

このままじゃ春になったらすぐ引退になっちゃうって。

 

 

 

でも、全然強くなりませんでした。

 

練習不足なんて言い訳にならない位に。

 

先生の評価も僕よりも上だったように思います。

 

 

 

今思えば自業自得なのかもしれませんね。

 

変わりたい一心で忙しくした罰ですかね。

 

 

 

 

 

 

そして来る三年生の春

 

 

 

 

 

新しく1年生も加わり、賑やかになりました。

 

特に先輩らしいことをしてやれませんでしたが、

 

一応記憶に残る存在になれてたら嬉しいですね~…

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、運命の5月

 

 

 

島根県では春の市総体はなく、県総体からの出場になります。

 

 

ですが、学校ごとに枠が決まっているため全員は出れません。

 

 

 

 

最後の大会に出るために、校内戦をしました。

 

トーナメント表を作って対戦します。

 

1回勝てば出場決定。

 

相手は、何の因縁か僕より後に入った内に1人。

 

 

 

 

 

勝てば県大会。

 

 

負ければ引退。

 

 

 

 

 

そんな試合をしました。

 

 

 

 

 

 

結果は敗北。

 

 

 

 

 

勝てる試合ではあったかもしれませんが、普通に負けました。

 

 

 

 

 

 

言い訳がましいですが、その日は生徒会があり終わってすぐに向かい、すぐ試合、という流れでした。

 

キャプテンは止めてくれましたが、面倒なのですぐやらせてもらいました。

 

 

 

 

意外とアッサリと負けてしまい、悔しいことは悔しかったのですが、

 

 

 

妙に納得している自分がいました

 

 

 

 

自分に勝った友人に心配させないよう、ヘラヘラと笑ったりなんかして、

 

 

「やっぱりか~、いや強かったね!」

 

 

なんて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

練習終わり、なんだか変な気分になって、

 

誰とも会話することなく、

 

目も合わせず、

 

1人で帰っちゃいました。

 

 

 

 

いつもは他4人と帰っていたんですけど、

 

どんな話をしていいのかわかんないし。

 

 

 

 

 

 

 

 

自転車を夢中で漕いでいる時に、

 

 

 

 

おそらく人生で初めて

 

 

 

 

 

初めて悔しくて涙を流しました

 

 

 

 

 

 

 

とても悔しかったです。

 

色々と思ってても、やっぱり悔しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

それからは、引退するか、補欠になるかの2択です

 

先生と何度も相談しました。

 

 

 

試合もないのに最後まで続けることに意味を見出せなかったです。

 

なんで受験もあるのに、部活に出て、

 

試合もないのに練習して、

 

意味あるの?って。

 

 

 

 

高校野球で、3年生なのにベンチ入り出来なかった気持ちに似ているのかもしれません。

 

残る決意を決めるのには相当時間がかかりましたが、

 

チームのために頑張ることを誓いました。

 

 

 

 

 

 

 

その日からは、

 

 

大会に出場する選手のため、そして後輩のために

 

 

 

 

 

1、2年生よりも率先して行動し、全力でサポートしていました。

 

自分にできることは全てやるつもりで。

 

 

 

後輩の見本になればと思い、声出ししたり、球拾いしたり、

 

選手のために、ドリンクを用意したり、アドバイスしたり、

 

 

 

「マネージャーになるから!」

 

というのが口癖でした(笑)。。

 

 

 

 

 

そして県総体。

 

試合に出れなかった3年生は3人おり、その内一人は幽霊になっていたので、

 

2人で分担して個人戦の応援も一人一人ついて回り、サポート役に徹しました。

 

皆結果はそれぞれでしたが、全力尽くせていたら嬉しいです。

 

 

 

 

個人戦の後は、団体戦が始まりました。

 

僕たちの部活の目標は、全国総体出場。

 

 

その年は島根県開催だったので、開催地である県は上位2校まで出場できることになっていました。

 

優勝候補は変わらず開成高校、という私立高校。

 

野球でも有名です。

 

もうひと枠を争うことになっていました。

 

 

 

今年しかないチャンスでした。

 

 

今年を逃せば全国大会に出場する機会なんてない、そんなつもりで臨んだ大会でした。

 

 

 

 

 

 

そんな気持ちで臨んだ初戦の前、みんなで円陣を組んで声出しをします。

 

 

その後、ウォームアップの時にも声出しをします。

 

 

試合が終わった3年生同士でこんな会話をしました。

 

 

友人:「誰が言う?」

 

友人 :「応援団長のお前が言って!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その役割が面倒だったのか、

 

誰かに押し付けたかったのかわかりませんが、

 

 

 

 

 

 

 

 

自分ことを認めてくれたのだと捉えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時は、一つ返事で了承しすぐさま声出しをしました。

 

後に振り返ってみた上でそうだったのかな~?という話です。

 

本当かどうかはわかりませんが、

 

とにかく嬉しかったです。

 

 

 

 

 

試合は進み、2位決定戦。

 

相手は準優勝候補で、周りの評価は完全に向こうが上でした。

 

 

 

 

 

 

 

その試合の様子を言葉で表すことはできません。

 

それくらい壮絶な試合になりました。

 

喉が裂けるくらいに声を出しました。

 

お互いの応援が会場中に響き渡り、

 

気づけばたくさんのギャラリーがいて、

 

試合が終わった女子部員も応援に来てくれたり、

 

試合は、超接戦でした。

 

8ゲーム先取で行われたため、長めの試合でした。

 

 

 

 

 

両チームが死闘を尽くした結果は、惨敗。

 

 

あともう少しでした。

 

 

あと一歩届きませんでした。

 

 

 

 

試合終了後両チームが整列して、握手を交わした後にベンチに戻ってきました。

 

 

皆で駆け寄り健闘を称えました。

 

 

 

 

たぶん皆、泣かないようにしていました。

 

 

 

誰かが泣いたらみんな泣いちゃうからって。

 

 

 

 

皆で、

 

「いや~、惜しかったね~」

 

なんて話している時に、普段はおふざけ担当の選手の一人が泣き始めたのを見たら、

 

思わず涙が溢れちゃったので、その友人に駆け寄って、声を掛けました。

 

 

 

「本当にありがとね、○○。テニス始めてよかった。」

 

 

 

というと友人は、

 

 

 

 

「ごめん、○○。ほんとごめん。」

 

 

 

と言ってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうそれからはみんなで大号泣しました。

 

泣かないと誓っていたクールのキャプテンも、

 

勉強もできる頭の良い副キャプテンも、

 

応援していた女子部員もみんな泣いてました。

 

 

 

 

小さい子供のようにワンワンと。

 

 

 

 

 

 

試合後は、僕は動けなくなってしまいました。

 

声もでなくなっちゃいました。

 

こんなに夢中に応援できるなんて、少し前は微塵も思っていませんでした。

 

 

 

僕の夢でした。

 

 

今まで個人技のスポーツをしていたので知りませんでした。

 

 

何かに夢中になって、みんなで涙を流したこと。

 

 

これがこんなにも思い出深いものだなんて。

 

今でも思い出せば味がするくらい濃厚な、

 

 

 

幸せな瞬間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、数年。

 

あの頃涙を流し合った仲間はバラバラになりましたが、

 

今でもあの頃の仲間とは連絡をたまに取りますし、

 

この前も僕以外のメンバーは全員集まったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

おい。オイッ!!( ´Д`)っ))Д゚)・∵.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かなり長くなってしまいました。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

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