あるまたんのとある一日

気分は移り変わる。四季と共に。

”出来ないからやらない”と”やらないから出来ない”は違う。塾講師のバイトをして感じたことを書いてみる。

 

 

 

 

 

 家でくつろいでいるときにふと思ったのですが、紅茶の種類に、アールグレイとか、ダージリンとかが有名な気がしますが、

それぞれの違いは?って聞かれたら全然わかんないです。

 

 

 

なんかカッコいいと思いませんか?

 

 

 メイド「紅茶入れましょうか?」

 「うん、お願い。」

 メイド「何になさいますか?」

 アールグレイで。」

 

 

っていう会話をしてみたいです。

 

 

 

 

 

どうも、あるまたんです。

 

 

 

 

 

 今回は、

 

 

 

”出来ないからやらない人”

 

 

 

と、

 

 

 

”やらないから出来ない人”

 

 

 

の違いについてお話したいと思います。

 

 

 

経緯 

 

 

 

 これは、僕が塾講師のアルバイトをしている時に、直接感じたことです。

学習塾に通う生徒は、大抵が勉強が苦手、もしくは嫌いな子が多いです。

 

 

 

 

 勉強ができれば、塾に通わなくても問題ないでしょうからね。

もちろんそれでも通ってくれる生徒もいますが…

 

 

 

 

 

 ”勉強ができない子”に勉強を教えることって、かなり大変なんですね。(汗)

 

 

 

 

 

 僕がしていたのは、”集団授業”をする塾だったため、学校と同じように授業をしていました。その子たちは、授業の内容はほとんど覚えていないことが多く、一から教えてるようなもので、理解してもらうだけでかなり苦労します。

 

 

 

 

 ”個別指導”のようなタイプであれば、なんとか対応できるかもしれませんが、集団になると他の子もいるので、その子だけに時間を費やすことができませんでした。結果、差が出てしまい、学校と同じになってしまうんですね。

 

 

 

 

 しかし、そこそこ続けていると、

”勉強ができない子”といっても2種類あるんだな、」

ということが分かってきて、それぞれに適した対応があるんだと知りました。

 

 

 

 

そのことがフラッシュバックしてしまい、子供も大人も変わんないな、と思い、文章にしてみることにしました。

 

 

 

 

比較してみる

 

 

 

まずは”出来ないからやらない人”について。

 

 

 

 

 あくまでも、僕が見てきた人たちの共通点は、

 

 

‣大人しい

‣根は真面目

 

 

 

であることが多かったです。

 

 

 

 

人間が何かを達成しようと目標を立てるときに、一番大切なことは、

 

 

いきなり目標を高くしすぎないこと。

 

 

だと思っています。

 

 

 

 これは、僕自身も痛感してるところであり、気づくのが数年遅かったと、後悔しています。

 

 

 

 

 一番の方法は、

”ゴールを決めて、少しづつ段階的に目標を上げていく”

のが一番だと思います。

 

 

 

 

 目標が高すぎると、自分が全然出来ていない、という現実を常に感じてしまい、辞めてしまう要因になりがちです。

 

 

 

 

 この人たちは、見た目からはあまりそうは見えなくても、

 

それでもなんとかしたい。

 

と、内心では思っている場合が多いと思います。

 

 

 

自分としては、一生懸命やりたいけど、出来ない。

もしくは、わからない。

でも、頼ることができない。

 

 

 

みたいな感情が渦巻いているのかもしれません。

ちなみに自分はこっちの人です。(笑)

出来ないと諦めてしまいがちです。

 

 

 

こんな人たちに対して、僕がとっていた対応は、

 

”簡単なことから始め、出来ることの快感を教えること”です

 

 

 そうすると、この人たちは根が真面目なので、ハマりやすく楽しそうに勉強をし始めました。 そうすればあとは少しづつ難しくしていけば熱中してくれることがあったりしました。

 

 

 

 

次に”やらないから出来ない人”

 

 

 正直この人たちはかなり骨が折れます。本人にやる気がない以上、やる気になってもらうしかなく、普通に勉強を教えていたのでは到底言うことを聞きませんでした。

 

 

 

 特徴としては、

 

‣反抗的

‣そもそも勉強が大嫌い

‣学校の先生が嫌い

 

 

といったところでしょうか。

 

 

 この人たちは、勉強が大嫌いなので、親に無理やり連れてこられるケースが多いです。なので、当然勉強をする気がないです。いくらわかりやすく教えようと、こちらが試行錯誤しようと、響くことはそうそうないです。

 

 

 

 失礼かもしれませんが、大体の人は学校の先生、そのものを嫌っていて、授業なんて聞くことはないのです。実際、僕の小、中学校はそんな感じだったのでまず間違いないと思ってます。

 

 

 

 でも、確かに学校の先生って、難しいんですよね。

 

 

 

叱るのが難しいんですよ。

自ら嫌われに行くような感じ。

 

 

 

 

 生徒から見たら、そんな先生は”上から頭ごなしに怒鳴ってくる”だとか、悪いイメージに見えてしまうんですよね。人によりますが。

 

 

 

 

なので、僕の思うこの人たちに、最も適した対応は、

 

 

”なるべく近い距離感で、一緒に進むこと”です。

 

 

 

昔大流行した、ドラマで「ごくせん」ってあるじゃないですか。

 

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やっぱ仁亀はかっこよかったですね~!

ごくせんシリーズはすべて見てますがやっぱり、2が大好きです。

今見ても普通に面白いもので、たまに見直しちゃうくらい良い作品でした。

 

 

 

 

 話を戻しますが、”ごくせん”では、山口先生が生徒とかなり近い距離で、真摯に接することで、生徒たちと打ち解けていきます。

 

  

 

 先生が上からこうだ!って教えるんじゃなくて、2人三脚で歩んでいくのが一番ベストな方法だって、心理学的に研究されてるくらいです。

教える側が、一方的に何かを押し付ける関係になってはいけない、というわけです。

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

今回は、”出来ないからやらない人””やらないから出来ない人”

について経験をもとに考えてみました。

 

 

 

 

 塾講師をしていた時の経験でしたので、低年齢相手だと思われるかもしれませんが、根本的に、幅広い年齢に通じるものもあると思います。

 

 

 

 

 ”継続的に勉強することができない”などの悩みを抱えている人は、

今、自分のやり方が本当にあっているのか、考え直してみるのも手かもしれません。

皆様のお力になれば幸いです。

 

 

 

 

ブログを閲覧していただき誠にありがとうございます。

 

 

 

それでは。